2021年フク初競りに行ってきました

新年恒例の2021年フク初競りが、１月４日下関市の南風泊市場で開催されました。今年は新型コロナ感染拡大防止のため、出席者は皆マスク姿で袋競りを行いました。

初競りに先立つ開会セレモニーは、コロナ禍のため主催の下関市と市場関係者のみの出席で行われました。（写真左は下関唐戸魚市場の見原社長、写真中は前田下関市長）

AM３：２０の開始ベルで、生簀より運び出された生きたフクたちが競りにかけられました。初日の入荷量は天然物は2.6トン、養殖物4トンでした。

今年の初競りのフクの卸し最高値は１万5千円／㎏と、昨年より5千円安い価格でした。萩市沖で獲れた8㎏の大物もありました。（写真右）

コロナ禍の宴会自粛などでダメージは大きいですが、見原社長のインタビューでは「買い支えていただいた仲卸の皆さんに感謝したい」とのことでした。

今年もフクの豊漁と南風泊市場の更なる発展で、下関南風泊水産加工団地が活性化していくことを願いながらのお開きとなりました。