令和6年ふくの初競りが開催されました
下関市の南風泊市場(彦島西山町)で令和6年1月4日午前3時20分より、新年の初競りが開催されました。
初競りに先立ち午前3時より恒例の開会セレモニーがあり、主催者の下関唐戸魚市場郷田社長に続き、来賓の方々(写真右)を代表して林芳正(官房長官)夫人(写真左)がご挨拶されました。
AM3:20、競りの開始ベルで生きたフクたちが次々と競りにかけられていました。この初競りは、福(フク)を呼び込むという意味も込められており、毎年多くの来賓の方々や報道陣でにぎわいTVニュースでも放映されています。
今年の最高級天然トラフクは、4.9トン(昨年度2.6トン)と昨年を上回りました。最高値は1キロ当たり1万6千円/㎏と、昨年より1千円高いスタートとなりました。
ここで見られる袋競りは、競り人と仲買人が黒い袋の中で指を握って値を決めるという独特のものです。
市場を運営する郷田社長は「昨秋のシーズン当初から海水温が高く不漁が続いたが、クリスマス以降は海水温も低下してよく肥えたフクの水揚げが増えました。そのお陰で入荷量も多く活気のある初競りとなりました。今年は辰年。昇り竜となるよう消費を喚起していきたい。」とのことでした。
今年もフクの豊漁と南風泊市場の更なる発展、それから下関南風泊水産加工団地がもっともっと活性化していくことを祈ってお開きとしました。
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