2022年のふくの初競りに行ってきました
2022年の新年恒例フク初競りが1月4日下関市の南風泊市場で開催され、今年も新型コロナ感染拡大防止のため関係者は全員マスク姿で出席しました。
初競りに先立ち開会のセレモニーがあり、市場を運営する主催者の下関唐戸魚市場の郷田社長(写真中央)、そして来賓の方々(写真左)を代表して林芳正夫人(写真右)が挨拶されました。
AM3:25の開始ベルで、生簀より運びこまれた生きたフクたちが次々と競りにかけられました。この初競りは、福(フク)を呼び込むという意味も込めて行われ、毎年多くの来賓の方々や報道陣でにぎわい、各局のTVニュースでも放映されていました。
今年の最高級天然トラフクの入荷量は2.1トンと昨年より0.5トン少ない量でした。また、最高値は1万7千円/㎏と昨年より2千円高い価格でしたが、新型コロナ前の水準には達していません。
上の写真の袋競りは、セリ人と仲買人が黒い袋の中で指を握って価格を決めるという独特のものです。
郷田社長の報道陣インタビュー(写真中)では「昨年はフクが美味しい季節に飲食店の休業など影響がありましたが、今年は寅年なので下関のトラフクをたくさんの人に食べてもらいたいです。」とのことでした。
今年も、フクの豊漁と南風泊市場の更なる発展、そして下関南風泊水産加工団地がもっと活性化していくことを願うばかりです。
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