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手洗いマイスター認定講習会を受講しました

山口県と下関市の食品衛生協会共催の「手洗いマイスター認定講習会」が、7月27日に下関市勤労福祉会館で開催され、下関・萩・防府などの食品衛生指導員たちが受講しました。

先ずは、小熊坂会長のご挨拶で始まり、日本食品衛生協会の松本主任講師の手洗い指導の理論と手洗いの実践という題目で、13時30分~16時30分までの講義でした。

「食品衛生は手洗いに始まり手洗いに終わる、食中毒予防の原点は手洗い」ということで手洗いの理論について。また最近の食中毒原因微生物は、ノロウィルスとカンピロバクターであり、この菌の特徴は数十~数百個で食中毒を起こすので、菌をつけないことが最も重要であり、手洗いを確実に行うことが求められるとのこと。

講習の後マイスター認定テストがあり、合格者には認定証が授与されました。

因みに認定テストは、○×式の回答の15問あり、その主なものは以下の通り。

※手にはもともと食中毒を起こす病原性微生物はついていない(○)

※食品取扱者の手洗いは、人の手にいる常在菌まで取り除くことが求められる(×)

※病原微生物を取り除くには、石けんと流水で物理的に洗い流すことで、目的は達成される(○)

※固形石鹸は、手に入りやすく使い易いので便利である(×)

※手洗いで洗い残しが起きやすいのは、手首と親指の付け根である(○)

※手洗いで重要なのは、洗浄剤で泡立ちを良くし、十分に洗い流すことである(○)

※手洗いのタイミングは、トイレの後・調理場に入る時・作業が変わる時などである(○)

南風泊漁港の高度衛生化事業もいよいよ今年度始まり、食品衛生の(基本的な)ソフト部分も必要になってきますので、今回修得した食品を汚染させないための効果的な手洗いが今後の勉強会などで生かせればと思いながら帰途につきました。

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