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第79回ふく供養祭が厳かのうちに盛大に開催

ふく料理の季節は、主として秋の彼岸から春の彼岸までの寒い時期であり、今期のふくシーズンの区切りを告げる、恒例の「ふく供養祭」が、南風泊漁港の下関唐戸魚市場で、4月29日に厳かのうちに盛大に執り行われました。

(写真右)南風泊漁港の市場内の特設会場にて、(写真左の)下関ふく連盟主催により、当シーズン中に水揚げされたふく殿の冥福を祈り、毎年開催されています。

但し、今年度から高度衛生化事業による下関唐戸魚市場の建て替え工事が行われ、旧家屋での最後のふく供養祭となりました。

式典は(写真左の)下関南風泊水産団地㈿の平尾泰範理事長の開会の辞で始まり、(写真中央は)今シーズンで一番大きなふくを漁獲した大ふく賞の受賞の様子、(写真右は)参列した約300人の焼香の様子です。

ふくの豊漁を祈願するための、ふく稚魚の放流が南風泊漁港の外海で、来賓者を中心に行われました。(写真右は)供養祭に参列の錣山親方(元寺尾関)とのツーショットです。

地元の西山小学校の生徒による、ふく稚魚の放流も、南風泊漁港の内海で行われました。写真はタッチ&リリースする児童たち。

(写真左)ふく供養祭後に催された懇親会、(写真中央)㈱平越商店の内田さんによる「ふく刺しの1枚切り及び2枚切り」の実演とその作品(写真右)です。

フクシーズンの終わりを告げるふく供養祭は、今年で79回を迎え全国から養殖業者など関係者約300人が参列し、ふく殿に感謝し慰霊する下関の風物詩です。

来期のフク豊漁と航海の安全を祈願し、そして下関南風泊漁港にも福(ふく)がたくさん来るようにと願うばかりです。

 

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